こんにちは。
様々な本を普段から読んでいますが、しばらく読んだ本を紹介していなかったので、今日は最近ポーランドで読んだ一冊を紹介したいと思います。
ミランの手 ACミランメディカルトレーナー 遠藤友則
小松 孝 著
株式会社カンゼン
ACミランに16年在籍されてご活躍されている日本人メディカルトレーナーの遠藤友則さんについて書かれた本です。
異国の地、それも世界トップレベルのクラブで認められ、自らのアイデンティティを確立することが決して容易ではないことは想像に難くありません。
地道にコツコツと道を歩んでいき、選手たちから信頼され、ACミランの中でも敬愛される存在になった遠藤さんの功績は計り知れません。そこに至るまでの経緯や努力、取り組みが、かたやインザーキやマルディーニ、ロナウジーニョやピルロら在籍して共に戦った選手たちとのエピソードも交えたりしながら、かたや文化の違いからや歴史的背景の側面からなど、多種多様にかつ鮮明に描かれています。
オススメの一冊です。
掲載日 : 2015年5月27日 (水)